阪和興業株式会社

株主・投資家の皆様へ

株主・投資家の皆様には、平素より格別のご高配を賜わり誠にありがとうございます。

平成29年3月期の決算につきましては、売上高は、石油製品や鋼材の価格が前期に比べ低い水準にあったものの、合金鉄や木材の販売増などにより、前期比0.1%増の1兆5,140億円となりました。一方、利益面では、営業利益は主に食品事業や鉄鋼事業での増益などにより、前期比28.9%増の234億円、経常利益は営業利益の増加に加えて、前期に発生した持分法による投資損失のような大きな下押し要素がなかったことなどにより、前期比48.5%増の229億円、親会社株主に帰属する当期純利益は特別利益の減少や前期での過年度損失の損金算入のような法人税等の低減事象がなかったことなどから、前期比35.8%減の163億円となりました。
期末配当につきましては、平成29年6月29日開催の第70回定時株主総会におきまして、1株当たり10円の決議をいただきました。これにより、既に実施いたしました中間配当金1株当たり9円と合わせ、平成29年3月期の1株当たり年間配当額は、19円となっております。

当社は、平成28年度から、「『Sへのこだわり -STEADY,SPEEDY,STRATEGIC-』~中長期を見据えたSUSTAINABLEな収益体制と経営基盤の強化~」をテーマに掲げた中期経営計画をスタートさせております。当中期計画では、向こう10年間の事業の在り方として、①既存の事業領域からの収益の確保を通じた当社本体のSTEADY(着実)な成長、②グループ企業や国内外での戦略投資からの投資効果のSPEEDY(迅速)な実現、③STRATEGIC(戦略的)な投資の継続による追加収益の確保を推進していきます。また、事業規模の拡大やグループ会社の増加に対応したコーポレート体制を構築するため、財務規律やグループ管理体制、コーポレート・ガバナンス体制の強化、充実にも努めてまいります。

今後も、中期計画に標榜しております事業戦略を一層推し進め、阪和グループの持続的な企業成長と総合的な企業価値の向上を実現し、株主・投資家の皆様のご期待に添えられるよう努力していく所存でありますので、引き続き格別のご理解とご支援を賜わりますようお願い申し上げます。

平成29年6月

代表取締役社長

古川 弘成