阪和興業株式会社

株主・投資家の皆様へ

株主・投資家の皆様には、平素より格別のご高配を賜わり誠にありがとうございます。

平成28年3月期の決算につきましては、売上高は、石油製品や鋼材の供給過剰や需要の低迷による価格下落などにより、前期比13.0%減の1兆5,118億円となりました。一方、利益面では、営業利益は商品市況低迷の影響を受けた金属原料事業や非鉄金属事業などの減益により前期比4.9%減の181億78百万円となりましたが、経常利益は為替差損の減少などにより前期比8.1%増の154億24百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は固定資産の譲渡に伴う売却益の発生や法人税等の減少などから、前期比180.3%増(約2.8倍)の254億69百万円となりました。
期末配当につきましては、平成28年6月29日開催の第69回定時株主総会におきまして、1株当たり10円の決議をいただきました。これにより、既に実施いたしました中間配当金1株当たり8円と合わせ、平成28年3月期の1株当たり年間配当額は、18円となっております。

当社は、平成28年度から、「『Sへのこだわり -STEADY,SPEEDY,STRATEGIC-』~中長期を見据えたSUSTAINABLEな収益体制と経営基盤の強化~」をテーマに掲げた中期経営計画をスタートさせております。当中期計画では、向こう10年間の事業の在り方として、①既存の事業領域からの収益の確保を通じた当社本体のSTEADY(着実)な成長、②グループ企業や国内外での戦略投資からの投資効果のSPEEDY(迅速)な実現、③STRATEGIC(戦略的)な投資の継続による追加収益の確保を推進していきます。また、事業規模の拡大やグループ会社の増加に対応したコーポレート体制を構築するため、財務規律やグループ管理体制、コーポレート・ガバナンス体制の強化、充実にも努めてまいります。

今後も、中期計画に標榜しております事業戦略を一層推し進め、阪和グループの持続的な企業成長と総合的な企業価値の向上を実現し、株主・投資家の皆様のご期待に添えられるよう努力していく所存でありますので、引き続き格別のご理解とご支援を賜わりますようお願い申し上げます。

平成28年6月

代表取締役社長

古川 弘成