阪和興業株式会社（代表取締役社長：古川弘成）とJFE商事株式会社（代表取締役社長：織田直祐）は、関西地区大手コイルセンターである近江産業株式会社（代表取締役社長：小八木規之）から、第三者割当増資を引き受け、出資することを決定いたしました。

業界を取り巻く環境下、同社からの要請に応え、既存株主である阪和興業と現メインサプライヤーであるJFE商事が、同社への共同出資を通じて、将来を見据えた支援を行い、経営基盤の安定化並びに収益基盤の強化を図ります。

今回の出資により、近江産業に対し、両社合計で３分の２強の持株比率となり、両社の持分法適用会社となる見込みです。また、代表取締役社長に、齋藤幸雄（現近江産業監査役・元阪和興業取締役）、代表取締役副社長に、高橋穣（現広州川電鋼板製品董事兼総経理）が、就任する予定です。

長期的な国内の鉄鋼需要の縮小に備え、両社の持つ加工ネットワークの最適化に努め、協業によるビジネスの拡大・創出に尽力してまいります。

記

近江産業の概要

会社名	近江産業株式会社
本店所在地	大阪市大正区鶴町四丁目13番13号
設立	1950年10月
資本金	450百万円
業用	各種鋼材の卸販売および加工
代表者	小八木　規之
従業員	120名

 ※小八木規之　現近江産業社長は、本年４月開催予定の臨時株主総会後、相談役に就任予定です。