Message学生のみなさんへ。
学生のみなさんへ。

採用担当者が語る!
採用への思い、学生の皆さんへ伝えたいこと
Member
【左】
濱名 紘平HAMANA Kohei
2011年度の入社以来、鉄鋼部門の営業として大阪で勤務。さまざまな経験を経ていくうち、採用や育成といったHR領域の重要性に気づき、人事部への異動を希望。2024年度より人材開発課へ異動となり、若手メンバーとともに新卒採用事業をはじめ奮闘の日々を送っている。
【中央左】
蜷川 将大NINAGAWA Shota
2023年度入社。メインの担当業務である新卒採用では同期の上山と協力しながら、説明会やインターンシップを運営する。阪和の社員たちの自信に溢れた表情を見て、「楽しく働きたい」という自分の希望を叶えることができると直感したのが入社の理由。
【中央右】
堤野 真司TSUTSUMINO Shinji
2024年度入社。説明会で目の当たりにした阪和の「人の魅力」に惹きつけられ、第一志望で入社。熱い向上心を持って仕事に臨み、入社後数ヵ月で説明会に登壇するなど、日々新たなチャレンジを続けながら成長中。
【右端】
上山 和綺UEYAMA Waki
2023年度入社。接客のアルバイトを通じて、自分自身で勝負したいという軸で就活を行っていた。現在も「自分だからこそ提供できる価値」にこだわり、誰かの人生に影響を与えられる人事という仕事にやりがいを感じている。
今まさに皆さんの就職活動と向き合っている、阪和興業の採用担当者たち。
かつては皆さんと同様に就職活動を行っていた彼らがどんな気持ちで
採用に向き合っているのか?
阪和の仕事の魅力とは? いろいろな質問をぶつけてみました。

入社の理由は?
- 蜷川じゃあ早速、僕から。最初は商社志望じゃなくて、単に社会人生活を楽しくイキイキと過ごしたいって思ってた。先輩の勧めで阪和の説明会に参加してみたら、企業文化がそのイメージにピッタリだった。成長性も感じるし待遇も良い、ココだ! って。堤野くんは?
- 堤野メーカーやデベロッパーなど、就活当初は幅広く受けていたのですが、たまたま参加した商社イベントで見た阪和のプレゼンが抜群に面白かったんです。他社とトークのレベルが違って、仕事への熱量や誇りも伝わってくるし、インパクトが大きすぎた。一目惚れでしたね。あと、僕も給料には惹かれました(笑)。
- 濱名僕が就活していたのはかれこれ10年以上前だけど、当時から阪和の説明会は印象的だった。僕が初めて行ったときは、今の人事部長の三根さんが採用担当者として登壇していた頃かな。話の内容は正直あまり覚えていなかったけど、三根さんの存在だけは強烈に記憶に焼き付いていて、人の魅力ってこういうことなのかって、一気に阪和興業のファンになった。
- 上山人の魅力、大事ですよね。私は学生時代、部活もサークルもやってなかったけど、唯一、バイトの接客だけは誰にも負けない自信があって。だから仕事も自分自身の人間力が活かせる商社がいいなと思って決めました。
- 蜷川入社の前後でギャップって感じた?
- 上山いや、私は正直悪いギャップはなかったかな。“なに”をするかも、それを“いつ”するかも自分次第で、入社する前のイメージよりも更に自由な会社だなと思った。
- 堤野本当に色々な社員がいることに驚きました。情熱的な人もいればロジカルな人もいて、他にもいろんな人が自分の個性を活かしながら仕事をこなしていますよね。

印象に残っている仕事は?
- 蜷川たくさんの学生と出会って密度の濃い話をする中で、一人ひとりがいろんな価値観を持っているんだなって。採用という仕事の面白さを常に感じています。
- 上山 「初」が付くものは全部印象に残っているけど、やっぱり初めての説明会かな。配属されたその月に、50人の前でマイク持って話したからね。こんな早くからやらせてもらえるんだっていうスピード感にはすごく驚いたけど、今思うとやはり実際に経験することが一番の成長につながるから先輩もやらせてくれたんだよね。これはうちの会社の特徴でもあるよね。今はさすがに慣れたけど、当時は緊張して頭真っ白だったな。
- 堤野僕も初めての説明会が印象に残っています。配属されて間もない、6月4日、日付まで覚えています(笑)。先輩方にアドバイスをもらったけどやっぱりガチガチで。阪和が好きだし仕事もすごく楽しい、それを伝えたかったんですけど、うまくできなくて悔しかったです。
- 蜷川最初はみんなそうだよね。
- 濱名僕はまだ人事に来たばかりだから、営業時代の話をしようか。5年目の頃、歴史的な百貨店の建て替え案件に携わったのはいいものの、施工会社の所長が厳しい人で、今の時代ではありえないけど夜中の呼び出しも何度もあった。でも次第に信頼関係もできて、「やり切った…」って思ったその日の夜中に、所長から電話で呼び出されてさ。「ウソやろ…」って戦々恐々としながら向かったら、リニューアル前の誰もいない店内に入れてくれて、「キツかったと思うけど、お前のおかげでなんとか間に合った。ありがとう。また一緒に仕事しような」って笑顔で言ってくれたのは忘れないな。で、ホントに次の仕事もご指名でいただきました。
- 堤野素敵な話ですね…! 僕はまだ営業未経験ですけど、同期と話すと「この案件、めっちゃ楽しかった」とか、目をキラキラさせながら話してました。もちろん失敗もあるけど、ネガティブじゃなく、むしろポジティブに話すんですよね。同期の話にはすごく刺激を受けています。

新卒採用のあり方に対して思うこと
- 堤野今、学生のニーズはどんどん変化していますよね。転職も当たり前だし、ジョブ型雇用も広がり始めている。そんな中で学生にとって阪和が魅力的な企業であるには、入社後のビジョンも示していかないといけないと思います。
- 蜷川僕はけっこう、従来の新卒採用には肯定的なんだよね。みんな一斉に就活を始めるから、情報交換もしやすいし、置き去りにされにくい。なるべく多くの人が就職できるような仕組みになっていると思う。
- 濱名一方で、課題もあるよな。仕組みは確かに必要だけど、就職活動というより「就社活動」……入社がゴールになっているように感じる。堤野くんが言うように、大事なのは入社後。確かに僕らは会社の魅力をブランディングして訴求しているから矛盾するようではあるけど、あくまでそれはきっかけに過ぎない。そこから自分で企業研究して、「ここに入りたい」だけじゃなく「こんな仕事をしたい」に昇華してほしい。
- 上山私も同じことを思っていました。企業の優劣や知名度で就活の成功を決めるのではなく、自分に合った企業と出会うのが一番。そのためには、その会社で自分がどう仕事をしたいのかイメージできているほうが絶対良いと思う。濱名さんが人事に来たのは、そういう思いもあったからですか?
- 濱名僕は入社以来ずっと営業一本で育ってきて充実していたけど、ある時期から「濱名1人の成長より、濱名を2人、3人って増やしていったほうが会社にとってはプラスじゃん」って、思考が変化した。阪和が好きだからこそ会社の成長に尽くす道を選んでみたいなって。そういう決意がある分、新卒採用への特別な思いはあるかもね。

心に残った、学生からの言葉
- 濱名僕は営業時代から説明会や懇親会に参加して多くの学生と喋ってきたけど、「濱名さんの言葉にシビレました」って言ってくれる学生が、ありがたいことに何人もいました。「憧れた」とかじゃなくて「シビレた」って(笑)。だけどそういう飾らない言葉だからこそダイレクトに響いたし、しかも彼らはその後入社して、今も阪和で活躍してくれています。
- 上山自分がきっかけで阪和のことを良いって思ってもらえるのは本当に嬉しいですよね。私が一番印象的だったのは、商社志望じゃないのに阪和だけ受けてくれた学生のこと。最終的には別の企業へ入社することになったけど、「上山さんを見て阪和が良いと思った」って最後に電話で伝えてくれた時のことは忘れられない。
- 蜷川僕が嬉しかったのは「蜷川さんを見て志望度が上がりました」って言われたこと。話を聞いたら説明会後に他の社員と談笑していたところがすごく楽しそうに見えたらしくて。全然意識していたわけじゃないんですけどね(笑)。自分の一挙手一投足が学生にとっては会社の雰囲気なんだと思って、とても印象に残っていますね。
- 上山終わった後まで見られているってことだよね。嬉しい一方で、表に出ることの責任の重さを痛感するな。
- 堤野ですよね。僕はまだ登壇経験は少ないけど、会社を代表していることに対してはプレッシャーを感じます。そんな中、学生からのアンケートで「阪和の良さをすごく感じられて、楽しかったです」っていう回答を見つけて、“参加してくれた学生たちに絶対楽しんでもらう”って決めていたので、それが伝わったんだ! って、嬉しくなりました。それからアンケート結果はめちゃくちゃ見るようになりました。(笑)
- 濱名良いこと書いてくれているところしか目に入ってないだろ(笑)厳しいコメントもちゃんとチェックしてな。(笑)
- 堤野はい、もちろんです!(笑)

仕事のやりがいは?
- 濱名採用って、何人採れたから達成とかじゃなく本当の意味で結果が出てくるのは数年後とかだよね。彼らをどう育てて、どういう会社にしていくかが人事部の本来の役割だと思う。
- 上山営業だと数字で結果が見えますけどね。私たちの仕事には目で見て分かる成果はないし、時代によって最適解が変化していく。だけどこの仕事が素敵だなって思うのは、学生の皆さんの人生の大きな選択に、ほんの少しでも関われることだと思う。
- 蜷川そうだよね。人事の仕事って、1年の中で全く違うことをするので、「次はこうしよう」っていう改善を実行できるのは1年後。そのPDCAサイクルの長さに戸惑うこともある。だけど自分が楽しそうにしている姿とか、そういう印象がこれだけ人の人生に影響する仕事って珍しいと思うし、面白さを感じています。
- 堤野毎日の仕事が楽しい。僕たちがそう感じていることが、学生の皆さんにも阪和の良さとして伝わっていく。そんな大事な仕事を1年目から任せてもらえることに、僕はすごくやりがいを感じています。

それぞれの考える「阪和興業らしさ」とは
- 堤野上司も先輩も同期も、みんなが仕事を楽しんでること。それゆえの仲の良さ、意見が言いやすい環境ですね。コミュニケーションが活発だし、やりたいことを素直に言える。
- 蜷川いまの自分に自信を持っていて、輝いている人が多いよね。仕事もプライベートも熱量を持って取り組んでいる人ばかり。あとは、一人ひとりのキャラが濃い(笑)。
- 濱名阪和の社員って、みんな個性が尖っていると思う。(笑)僕はそれを将棋の駒に例えることがあるけど、歩のように愚直に前進する人もいれば、桂馬みたいにトリッキーに動く人もいたり。そして敵陣に入れば、「成る」んだよ。みんな思い思いに化けていく、ここが面白い。
- 蜷川その例え、今度の説明会で使わせてください(笑)。
- 上山みんな阪和のことが好きだよね。というより、阪和で働いている人のことが好き、なのかな。それが阪和らしさだと思う。阪和のことが大好きで、仕事も楽しんでいる人が多くて、その上で自虐ネタも言ってたり・・・それもなんだか阪和っぽい(笑)
- 濱名阪和愛、あるよね。僕の思う阪和らしさは、厳しさと面倒見の良さ。1年目から規模の大きな仕事を任せてもらえる分、求められるハードルは中々高い。けどもし失敗しても、絶対にその責任は上が取るっていう、そういう気概のある会社だよね。

今後の目標や展望は?
- 上山学生自身で自分の選択肢を狭めてしまうことなく、私を通じて「今まで知らなかったけど阪和、いいかも」「私でも商社でやっていけるかな」って思ってもらえるように。出会った学生の人生や考え方が変わるきっかけを作れれば嬉しいなと思います。
- 蜷川僕も、本人にとって最良の選択ができる採用活動するのが目標です。目の前にいる人たちに阪和のことをちゃんと伝えることに、今はすごく関心を持っています。
- 濱名僕は採用だけじゃなく、いかに育てるかを考えています。人事が中心となって会社全体を巻き込んで、人を育てる文化をこれまで以上に浸透させるのが目標です。
- 堤野僕は、阪和興業の名を世界に轟かせたい! そして、これまで以上に多くの学生の皆さんに、イベントや選考に参加してほしいですね。
- 上山スケールデカい! いいじゃん、一緒に頑張ろう!!

学生の皆さんへのメッセージ
- 堤野あっという間に最後の質問ですね。
- 上山蜷川くんから行っとく?
- 蜷川僕から伝えたいのは、企業に選ばれるためではなく、自分の人生をより良くするために就職活動に臨んでほしいっていうことかな。価値観は人それぞれ。だけどブレることなく、自分のための就活をやり抜いてほしいと思います。
- 上山就活中は、よく「ご縁」という言葉を耳にすると思うけど、ご縁は勝手に降ってくるものじゃなくて、行動した人だけがつかめるものだと思う。だから、とにかく行動してみてほしい。今は興味ないって思っている業界でも何でもいいから、まずは行動の量を増やして、最後に一番のご縁を自分の力で引き寄せて欲しいな。
- 堤野ありのままの自分で就活を頑張ってほしいです。企業に合わせて自分を作ってしまうと、入社した後に「こんなはずじゃ…」ってことになると思います。ありのままの自分を受け入れてくれる会社は絶対あるので、自分に正直に、ありのままの自分を出しながら頑張ってほしいなと思います!
- 濱名出る杭は打たれる、出過ぎた杭は打たれない、って言うけれど、阪和には良い意味で出過ぎた杭さえ打ってくるような人が、上にも下にもゴロゴロいます。想像を軽く超えるような、すごい人ばかり。そんな刺激だらけの環境にワクワクできる人、「俺も、私も、やってやる!」って思う人。そんなあなたの挑戦を待っています。

