阪和興業株式会社

間伐材の輸出

海と陸の豊かさを守る

サーキュラー型社会の加速

当社では、森林育成の過程で間引きされた木材(間伐材)を年間およそ15万㎡、中国や台湾などに輸出しています。
国内での用途開発が遅れていた間伐材の輸出は、販売先の多様化による木材価格の底上げや雇用の確保を通じた地域経済の活性化に寄与するだけでなく、我が国の森林整備を促進し、国土の保全や森林による二酸化炭素吸収促進にも貢献しています。

伐採現場
間伐のしくみと木が育つリサイクル

コラム

従来、日本から輸出する木材は安価な低質材丸太が中心で、梱包材向けなどでは海外の安い製材品との競合となり、苦戦していました。
当社は、日本のスギやヒノキの特性を評価してくれる海外の需要家を開拓するとともに、屋根材やフェンス用など付加価値の高い用途での利用を提案することにより輸出販売の採算を改善し、国内での集荷体制も強化することで、インド、台湾、中国、韓国、ベトナムなどへの安定的な輸出を実現しました。

丸太の船積み風景

(丸太の船積み風景)

出荷を待つ木材製品

(出荷を待つ木材製品)

  • 阪和育英会社会貢献活動