阪和興業株式会社

株主・投資家の皆様へ

株主・投資家の皆様には、平素より格別のご高配を賜わり誠にありがとうございます。

平成30年3月期の決算につきましては、売上高は鋼材や金属資源の価格が前期後半から上昇傾向に転じ、高い水準にあったことなどから、前期比18%増の1兆7,911億円となりました。また、利益面では、営業利益は、金属原料事業の増益などにより、前期比12%増の262億円に、経常利益は、前期には差損であった為替差損益が当期においては差益に転じたことなども寄与し、前期比11%増の255億円に、親会社株主に帰属する当期純利益は、特別利益の減少や法人税等の増加はあったものの、前期比6%増の173億円となりました。
期末配当につきましては、平成30年6月22日開催の第71回定時株主総会におきまして、1株当たり75円(普通配当65円、記念配当10円)の決議をいただきました。これにより、既に実施いたしました中間配当金1株当たり10円(平成29年10月1日実施の5株を1株とする株式併合後換算では50円相当)と合わせた平成30年3月期の1株当たり年間配当は、125円相当となっております。

当社は、平成28年度から、「『Sへのこだわり -STEADY,SPEEDY,STRATEGIC-』~中長期を見据えたSUSTAINABLEな収益体制と経営基盤の強化~」をテーマに掲げた中期経営計画をスタートさせております。当中期計画では、向こう10年間の事業の在り方として、①既存の事業領域からの収益の確保を通じた当社本体のSTEADY(着実)な成長、②グループ企業や国内外での戦略投資からの投資効果のSPEEDY(迅速)な実現、③STRATEGIC(戦略的)な投資の継続による追加収益の確保を推進していきます。また、事業規模の拡大やグループ会社の増加に対応したコーポレート体制を構築するため、財務規律やグループ管理体制、コーポレート・ガバナンス体制の強化、充実にも努めてまいります。

今後も、中期計画に謳っております事業戦略を一層推し進め、阪和グループの持続的な企業成長と総合的な企業価値の向上を実現し、株主・投資家の皆様のご期待に添えられるよう努力していく所存でありますので、引き続き格別のご理解とご支援を賜わりますようお願い申し上げます。

平成30年6月

代表取締役社長

古川 弘成