人材マネジメント
Human Resources Management人的資本についての基本的な考え方
当社の創業者である北二郎は「商社は人なり」を信条とし、「企業の繁栄と社員の幸福は車の両輪である」との理念を掲げ、事業を発展させてきました。
社会環境が変化する中で、その時代や経営状況に応じた人事制度や福利厚生制度を導入し、中途採用社員や外国籍の社員、女性総合職も含めたすべての社員にとって働きやすい会社であることが社業の発展に重要であると考えています。

働きやすい職場環境づくり
社員が安心して働ける就業環境や就業条件が、仕事で高いパフォーマンスを出すことにつながると考えています。
当社では毎年実施する「自己申告書」や、いつでも投稿できる「人事投書箱」を通して様々な要望や意見をくみあげ、福利厚生制度の充実等に生かしています。
他にも業務効率化のための「ペーパー削減プロジェクト」やAI・RPAも含めたシステム導入の推進など、テレワークがしやすい環境も整えています。

人材の教育
人材育成においては、「Professional&Global」(=「P&G」)というキーワードを掲げて取り組んでおり、それぞれの担当分野で専門性を磨き、それを武器に幅広い分野で活躍する人材を求めています。
そのために若いうちから自分で考えて行動し、ビジネスを創造していけるような社員を育成するべく必要な研修を準備し、様々な挑戦する機会を設けています。

企業内大学「Hanwa Business School」
2022年6月に企業内大学「Hanwa Business School」を創設しました。当社がこれまで行ってきた研修や部署ナレッジなどを時代に合わせて体系化し、社員自ら学びを得る場としての役割を果たします。阪和DNAや当社の歴史を学ぶ文学部、会計やファイナンスの知識を獲得する商学部、投資判断に必要な理論と実践を学ぶ経営学部など8つの学部に分かれ、多様な研修プログラムを用意しております。2024年度より新人事制度とHanwa Business Schoolの研修コンテンツの連動も開始し、従来以上に現場力とリーダーシップ力を兼ね備えた次世代経営人材の育成につなげていきます。

ダイバーシティの推進
女性活躍推進について
当社は女性活躍推進のために3年ごとに行動計画を作成しています。この計画は女性社員の意見も多数反映した内容となっています。
2023年4月より新たにスタートした第4期目となる「女性活躍推進法に基づく行動計画」においても、女性の積極的な採用や組織の意思決定に関わる女性社員を増加、ライフイベントとの両立の支援など女性活躍推進の取り組みを積極的に行っていきます。
● 主な取り組み
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新卒採用における女性総合職の割合を30%以上に保つ。
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2026年4月までに管理職に占める女性の割合を3.7%とし、中長期的な目標として10%とする。
・
女性活躍研修を実施し自身のキャリアを見つめ直す機会を提供する。
障がい者雇用について
当社では障がい者雇用の法定雇用率をクリアすることはもちろんのこと、長く安心して働ける環境づくりも行っています。
障がい者それぞれの個性や環境に合った働き方を提供する取り組みも行っており、テレワークも実施しております。

健康経営への取組み
健康経営宣言と推進体制
当社は、2018年4月1日に
「阪和興業健康経営宣言」を制定、社長がCHO(最高健康責任者)に就任し、人事部内に「健康経営推進室」を設置しました。
2022年度に社員の治療と仕事の両立支援となる三大疾病見舞金制度を導入し、2023年4月に健康経営をさらに推進すべく、健康経営推進課に組織変更しました。2024年3月当社は健康経営優良法人2024(大規模法人部門)に認定されました。
今後も、全ての社員が心身ともに健康であり続け、活躍できる環境作りを推進するために、各施策を推進していきます。
【阪和興業健康経営宣言】
(2018年4月1日制定)
阪和興業創業者・北二郎は「商社は人なり」を信条とし、「企業の繫栄と社員の幸福は車の両輪である」という理念のもと、人づくりと良好な職場環境の構築に取り組みました。阪和興業はこの理念に基づき、社員の健康管理を経営的な視点で捉え、会社・社員・健康保険組合が一体となり、社員及びその家族の健康増進に努めます。
全ての社員が心身ともに健康であり続け、活躍できる環境づくりを推進することで「流通のプロ」として社会に貢献してまいります。
