阪和興業株式会社

E-スクラップのリサイクル

サーキュラー型社会の加速

電気電子機器の廃棄物はE-wasteと呼ばれ、その発生量は世界で約5,000万トン/年にのぼり、各国の経済発展に伴い増加の一途を辿っています。
E-wasteには再利用できる多くの資源が含まれており、回収・分解してさまざまなかたちでリサイクルされています。
その中でも当社は電子基板屑等の金銀滓(E-スクラップ)の流通に携わり、金や銀をはじめとする貴金属の再利用に貢献しています。

家電やOA機器の例
E-スクラップのリサイクル図

コラム

2016年、当社は三菱マテリアル株式会社と共同で、欧州地域での金銀滓の受け入れを拡大するため、オランダ王国にMM Metal Recycling B.V.を設立し、2018年には金銀滓の受け入れ・検品・サンプルの採取等を行うサンプリングセンターが稼働しました。本センターの稼働により金銀滓の受入・処理能力が向上するだけでなく、金銀滓の受け入れからサンプリングまでの業務を欧州地域内で行うことで、同地域における買い取り評価に要する期間の大幅な短縮が実現するため、スピーディーに金銀滓を取引したい顧客のニーズに対応することが可能となりました。

MM Metal Recycling B.V.

(MM Metal Recycling B.V.)

金銀滓

(金銀滓)

  • 阪和育英会社会貢献活動